2012年3月20日火曜日

FC-150改造機のテスト(その2)

 FC-150改造機のテストを続ける。今日のレンズはPentax-M135/3.5。昨日使った印象が悪くない。何よりコートのポケットにすっぽり入ってしまうのが嬉しい。今日掲載はすべてこの組み合わせによるもの。
 上の写真のトリミングが左である。ジョウビタキ雌が地上の獲物をじっと探しているところ。ピントをマニュアルで合わせて、詰めはヤクザなAFレンズに任せる。これはうまく合焦してくれた例。
 連写モードしか使えないので、どれも同じような写真が5枚から30枚残ることになる。家に帰ってからの作業がけっこう煩雑。まぁそれはしかたないとして、左のように飛び出しの瞬間は容易に捉えることができるのはこのカメラの良いところ。とは言え解像感の乏しさはピントが甘いからか。
 フォトショップで数枚を合成したらきれいな放物線が見えた。小鳥は高い位置からの飛び出しでは脚の力だけで体を前方に放り出し、一瞬の後に羽を広げる。
地上から飛び立つときはそうもいかないという例はシジュウカラの飛び出し。風切り羽の白い部分が広げるとこんな風に見えるのだな。ちょっと暗いがなんとか撮れた。露出は試行錯誤だが、何とか要領がつかめてきたぞ。
 ルリビタキの雌はなかなか藪から出てきてくれない。かろうじて枝の隙間から覗き見ることができた。素早く移動する瞬間をFC-150の連写のおかげで捉える。楽しいなぁこれ。
 FC-150のパスト連写は便利だが画質がいまひとつ。レンズを最近のモデルに交換してみるというのをやってみたいが、オートフォーカスをあきらめるかAFレンズを交換してみるか..直径1cm程度の小さくて高品質な凸レンズが欲しい。
そんなことを考えながら手持ちで動画を撮影してみた。左がその動画からのクリッピング画像。これもそんなに悪くない..というかパスト連写と大差ないような気がする。同程度であるなら、普通の一眼レフの動画機能を使えばもっときれいに撮れて、動画から切り出せばよいのだから飛び出しの瞬間も見逃さずにすむということなのだろうか。なんかここまでの苦労が徒労だったような気がしてきたぞ。
下はヒヨドリが川津桜の蜜を吸いに来たところ。これもFC-150の連写だが、あきらかに動画切り出しより上品質である。よかった..

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